INDUSTRY / 33業種

鉄鋼業界の平均年収

¥740万円

業界中央値(上場37社)・平均 731万円

鉄鋼の年収分布

37社のヒストグラム

〜200万900万1,600万〜中央値 740万円

鉄鋼業界の年収データの読み方

鉄鋼業界に分類される上場企業37社の平均年収は、中央値で740万円です。集計対象33業種のうち9番目に高く、上場企業全体の中央値(661万円)を79万円上回ります。隣り合う業種は鉱業(810万円)と非鉄金属(733万円)です。

推移で見ると、鉄鋼業界の中央値は2019年の625万円から2026年の722万円へ、7年で+15.4%(96万円増)です。伸び率は31業種中4番目で、同じ期間の上場企業全体は+10.6%なので、全体より速いペースで動いています。年単位で最も動いたのは2023年の+45万円です。

年収帯で分けると、最も多いのは700万円台(14社)、500万円台(8社)、600万円台(7社)で、1,000万円以上は2社(5.4%)、400万円未満の企業はありません。平均値(731万円)と中央値の差は小さく、企業間のばらつきは比較的おだやかです。最も高いのはJFEホールディングス(1,228万円)、大和工業(1,013万円)、日本製鉄(909万円)、最も低いのは大平洋金属(561万円)で、上下の幅は667万円あります。

従業員数(提出会社単体)は中央値で537人、1,000人以上の会社が9社あります。平均年齢の中央値は41.4歳(全体41.5歳)、平均勤続年数は17.7年(全体12.6年)で、定着率の高い業界です。年齢と勤続から逆算した平均的な入社年齢は24歳前後で、新卒からの長期雇用が主体の構成と読めます。

女性活躍推進法の開示がある29社で見ると、鉄鋼業界の男女の賃金差(全労働者・女性÷男性)は中央値76.0%で、開示企業全体の中央値70.1%と比べて差が小さい業界です。差が最も小さいのは新家工業(86.6%)、最も大きいのは日本精線(55.1%)です。この値は職種構成・勤続年数・管理職比率の差でも動くため、同じ仕事での賃金差ではありません。

初任給の統計(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2023年・製造業)では、大学卒の所定内給与は月額23万円で、産業計の24万円より0万円低い水準です。年12か月分に換算した280万円に対し、鉄鋼業界の平均年収の中央値740万円は約2.6倍にあたります(統計側の区分「製造業」は東証の鉄鋼より広い括りです)。

本社所在地は大阪府11社、東京都9社、兵庫県4社の順に多く、東京都に本社を置く会社は37社中9社(24%)です。

鉄鋼業界の年収推移

2019年 625万円 → 2026年 722万円(+15.4%)・各年に有報を提出した同業他社の中央値

600万650万700万625万722万192021232425262019年から+96万円

2019年からの7年間で96万円上昇しました。伸び率は33業界中4位です。業界別の伸び率ランキングで他の業界と比較できます。

鉄鋼 年収ランキング(全37社)

#企業平均年収従業員数平均年齢勤続
1JFEホールディングス株式会社🏢持株会社 60人 ・勤続23.5年 ・平均48歳1,228万円60人48歳23.5年
2大和工業株式会社130人 ・勤続9.3年 ・平均38.6歳1,013万円130人38.6歳9.3年
3日本製鉄株式会社32,102人 ・勤続19.5年 ・平均41.3歳909万円32,102人41.3歳19.5年
4大同特殊鋼株式会社3,370人 ・勤続17.9年 ・平均40.2歳870万円3,370人40.2歳17.9年
5株式会社栗本鐵工所1,380人 ・勤続21年 ・平均45.7歳842万円1,380人45.7歳21年
6株式会社 神戸製鋼所12,253人 ・勤続15.5年 ・平均40.1歳832万円12,253人40.1歳15.5年
7東京製鐵株式会社1,161人 ・勤続16.9年 ・平均39.8歳822万円1,161人39.8歳16.9年
8愛知製鋼株式会社2,525人 ・勤続17.7年 ・平均39.6歳802万円2,525人39.6歳17.7年
9株式会社エンビプロ・ホールディングス🏢持株会社 61人 ・勤続7年 ・平均39歳789万円61人39歳7年
10三菱製鋼株式会社695人 ・勤続20.2年 ・平均43.3歳788万円695人43.3歳20.2年
11株式会社ヨドコウ1,228人 ・勤続20.8年 ・平均42.5歳782万円1,228人42.5歳20.8年
12日本冶金工業株式会社1,166人 ・勤続20.6年 ・平均44.1歳780万円1,166人44.1歳20.6年
13合同製鐵株式会社772人 ・勤続18.4年 ・平均40.6歳778万円772人40.6歳18.4年
14日本精線株式会社594人 ・勤続19年 ・平均43歳763万円594人43歳19年
15新報国マテリアル株式会社99人 ・勤続17年 ・平均44.4歳762万円99人44.4歳17年
16新日本電工株式会社799人 ・勤続16.6年 ・平均42.2歳758万円799人42.2歳16.6年
17東京鐵鋼株式会社607人 ・勤続13.4年 ・平均38.9歳758万円607人38.9歳13.4年
18共英製鋼株式会社1,007人 ・勤続16.9年 ・平均41.3歳743万円1,007人41.3歳16.9年
19株式会社中山製鋼所850人 ・勤続18.8年 ・平均43.9歳740万円850人43.9歳18.8年
20丸一鋼管株式会社586人 ・勤続19.35年 ・平均40.9歳722万円586人40.9歳19.35年
21大阪製鐵株式会社600人 ・勤続14.7年 ・平均41.4歳715万円600人41.4歳14.7年
22中部鋼鈑株式会社379人 ・勤続18.4年 ・平均41.1歳706万円379人41.1歳18.4年
23パウダーテック株式会社227人 ・勤続17.7年 ・平均45.9歳679万円227人45.9歳17.7年
24中央可鍛工業株式会社537人 ・勤続14.67年 ・平均39.44歳675万円537人39.44歳14.67年
25虹技株式会社479人 ・勤続18年 ・平均41.7歳653万円479人41.7歳18年
26日亜鋼業株式会社354人 ・勤続18.8年 ・平均43.3歳647万円354人43.3歳18.8年
27株式会社サンユウ194人 ・勤続16.1年 ・平均40.2歳616万円194人40.2歳16.1年
28株式会社メタルアート545人 ・勤続17.1年 ・平均43.7歳615万円545人43.7歳17.1年
29高砂鐵工株式会社130人 ・勤続18.4年 ・平均46.9歳602万円130人46.9歳18.4年
30モリ工業株式会社523人 ・勤続17年 ・平均38.5歳598万円523人38.5歳17年
31日本鋳鉄管株式会社310人 ・勤続20年 ・平均46.1歳592万円310人46.1歳20年
32日本鋳造株式会社285人 ・勤続13.9年 ・平均42.7歳585万円285人42.7歳13.9年
33北越メタル株式会社387人 ・勤続16.2年 ・平均43.1歳582万円387人43.1歳16.2年
34新家工業株式会社273人 ・勤続16年 ・平均39歳581万円273人39歳16年
35東北特殊鋼株式会社371人 ・勤続15.9年 ・平均41.1歳577万円371人41.1歳15.9年
36日本金属株式会社524人 ・勤続16.8年 ・平均40.4歳569万円524人40.4歳16.8年
37大平洋金属株式会社384人 ・勤続20.4年 ・平均43.3歳561万円384人43.3歳20.4年

鉄鋼業界の初任給

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高校卒
18.5万円
専門学校卒
19.6万円
高専・短大卒
21.7万円
大学卒
23.3万円
大学院卒
27.1万円

2023年時点で、製造業の大学卒の初任給は月額23.3万円です。全産業の平均(23.7万円)と比べると低い水準です。 2020年の22.0万円から2023年の23.3万円へ推移しています。

企業規模別(大学卒)では1,000人以上が24.4万円、100~999人が23.2万円、10~99人が20.6万円です。

※ この初任給は統計上の「製造業」の数値です。東証33業種の「鉄鋼」より広い区分のため、業界全体の目安としてご覧ください。出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」新規学卒者の学歴別所定内給与額(2023年)。上の平均年収(有価証券報告書ベース)とは出典が異なります。

鉄鋼業界の企業別 初任給(9社)

初任給の全体像へ →
#企業初任給(月額)
1東京製鐵大学卒30.0万円
2日本製鉄大学卒28.0万円
3日本鋳造大学卒27.2万円
4三菱製鋼大学卒27.0万円
5日本冶金工業初任給26.3万円
6日本精線大学卒26.1万円
7東北特殊鋼大学卒24.7万円
8中央可鍛工業大学卒23.0万円
9ヨドコウ初任給22.8万円

各社が採用ページで公表している値です(出典リンクと取得日は各企業ページに掲載)。 公表していない企業は含まれないため、業界の全社を網羅したものではありません。

鉄鋼業界の年収についてよくある質問

鉄鋼業界の平均年収はいくらですか?

上場企業37社を集計した中央値で740万円、平均値で731万円です。有価証券報告書(EDINET)で各社が開示した平均年間給与をもとにしています。

鉄鋼業界で年収が高い企業はどこですか?

JFEホールディングス(1,228万円)、大和工業(1,013万円)、日本製鉄(909万円)の順です。このページの一覧は全37社を年収順に並べているので、続きもそのまま確認できます。

鉄鋼業界の年収は上がっていますか?

業界の中央値は2019年の625万円から2026年の722万円へ+15.4%です(各年に有価証券報告書の提出があった35社前後の中央値)。

鉄鋼業界の年収は他の業界と比べて高いですか?

集計対象33業種の中で9番目です(中央値で比較)。最も高いのは海運業の956万円、最も低いのは小売業の547万円です。

鉄鋼業界の男女の賃金差はどのくらいですか?

開示のある29社の中央値で、女性の賃金は男性の76.0%です(全労働者)。職種構成や勤続年数の違いも反映されるため、同一の仕事での差ではありません。

この年収データの出典はどこですか?

金融庁のEDINETで公開されている有価証券報告書のXBRLデータを機械的に集計しています。提出会社単体・賞与を含む全従業員の平均年間給与です。

ほかの切り口で見る

出典: EDINET(金融庁)の有価証券報告書。業種区分は東証33業種に準拠しています。 平均年間給与は提出会社単体・賞与含む全従業員平均です。