INDUSTRY / 33業種
ゴム業界(ゴム製品)の平均年収
業界中央値(上場16社)・平均 652万円
東証33業種の「ゴム製品」に分類される企業です(ゴム業界・タイヤ業界を含みます)。
ゴム製品の年収分布
16社のヒストグラム
ゴム業界の年収データの読み方
ゴム業界に分類される上場企業16社の平均年収は、中央値で673万円です。集計対象33業種のうち22番目に高く、上場企業全体の中央値(661万円)を13万円上回ります。隣り合う業種は卸売業(675万円)と情報・通信業(652万円)です。
推移で見ると、ゴム業界の中央値は2019年の624万円から2026年の647万円へ、7年で+3.7%(23万円増)です。伸び率は31業種中27番目で、同じ期間の上場企業全体は+10.6%なので、全体より遅いペースで動いています。年単位で最も動いたのは2023年の+25万円です。
年収帯で分けると、最も多いのは600万円台(9社)、700万円台(3社)、500万円台(3社)で、1,000万円以上の企業はなく、400万円未満の企業はありません。平均値(652万円)と中央値の差は小さく、企業間のばらつきは比較的おだやかです。最も高いのはブリヂストン(771万円)、バンドー化学(733万円)、三ツ星ベルト(726万円)、最も低いのは相模ゴム工業(469万円)で、上下の幅は302万円あります。
従業員数(提出会社単体)は中央値で1,134人、1,000人以上の会社が9社あります。平均年齢の中央値は42.1歳(全体41.5歳)、平均勤続年数は16.1年(全体12.6年)で、定着率の高い業界です。年齢と勤続から逆算した平均的な入社年齢は26歳前後で、新卒からの長期雇用が主体の構成と読めます。
女性活躍推進法の開示がある14社で見ると、ゴム業界の男女の賃金差(全労働者・女性÷男性)は中央値74.6%で、開示企業全体の中央値70.1%と比べて差が小さい業界です。差が最も小さいのはブリヂストン(83.9%)、最も大きいのはニチリン(58.7%)です。この値は職種構成・勤続年数・管理職比率の差でも動くため、同じ仕事での賃金差ではありません。
初任給の統計(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2023年・製造業)では、大学卒の所定内給与は月額23万円で、産業計の24万円より0万円低い水準です。年12か月分に換算した280万円に対し、ゴム業界の平均年収の中央値673万円は約2.4倍にあたります(統計側の区分「製造業」は東証のゴム製品より広い括りです)。
本社所在地は東京都5社、兵庫県5社、神奈川県2社の順に多く、東京都に本社を置く会社は16社中5社(31%)です。
ゴム業界の年収推移
2019年 624万円 → 2026年 647万円(+3.7%)・各年に有報を提出した同業他社の中央値
2019年からの7年間で23万円上昇しました。伸び率は33業界中27位です。業界別の伸び率ランキングで他の業界と比較できます。
ゴム製品 年収ランキング(全16社)
| # | 企業 | 平均年収 | 従業員数 | 平均年齢 | 勤続 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社ブリヂストン | 771万円 | 13,934人 | 42.1歳 | 15.8年 |
| 2 | バンドー化学株式会社 | 733万円 | 1,329人 | 42.9歳 | 15.9年 |
| 3 | 三ツ星ベルト株式会社 | 726万円 | 780人 | 41歳 | 17.1年 |
| 4 | 株式会社ニチリン | 699万円 | 354人 | 42歳 | 17年 |
| 5 | 横浜ゴム株式会社 | 693万円 | 5,559人 | 41.1歳 | 17.4年 |
| 6 | TOYO TIRE株式会社 | 688万円 | 3,766人 | 40.8歳 | 15年 |
| 7 | ニッタ株式会社 | 680万円 | 1,104人 | 43.2歳 | 17.8年 |
| 8 | 西川ゴム工業株式会社 | 673万円 | 1,384人 | 45.3歳 | 20.7年 |
| 9 | 住友ゴム工業株式会社 | 668万円 | 7,675人 | 40.2歳 | 14.4年 |
| 10 | オカモト株式会社 | 651万円 | 1,134人 | 40.2歳 | 16.1年 |
| 11 | 株式会社フコク | 647万円 | 1,167人 | 44.3歳 | 15.6年 |
| 12 | 櫻護謨株式会社 | 625万円 | 323人 | 41歳 | 16.5年 |
| 13 | 株式会社朝日ラバー | 574万円 | 335人 | 42.7歳 | 16.5年 |
| 14 | 藤倉コンポジット株式会社 | 568万円 | 743人 | 42.1歳 | 15.6年 |
| 15 | 不二ラテックス株式会社 | 559万円 | 247人 | 42.4歳 | 13.5年 |
| 16 | 相模ゴム工業株式会社 | 469万円 | 173人 | 41.2歳 | 16年 |
ゴム業界の初任給
業界別の初任給一覧へ →2023年時点で、製造業の大学卒の初任給は月額23.3万円です。全産業の平均(23.7万円)と比べると低い水準です。 2020年の22.0万円から2023年の23.3万円へ推移しています。
企業規模別(大学卒)では1,000人以上が24.4万円、100~999人が23.2万円、10~99人が20.6万円です。
※ この初任給は統計上の「製造業」の数値です。東証33業種の「ゴム製品」より広い区分のため、業界全体の目安としてご覧ください。出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」新規学卒者の学歴別所定内給与額(2023年)。上の平均年収(有価証券報告書ベース)とは出典が異なります。
ゴム業界の企業別 初任給(4社)
初任給の全体像へ →各社が採用ページで公表している値です(出典リンクと取得日は各企業ページに掲載)。 公表していない企業は含まれないため、業界の全社を網羅したものではありません。
ゴム業界の年収についてよくある質問
ゴム業界の平均年収はいくらですか?
上場企業16社を集計した中央値で673万円、平均値で652万円です。有価証券報告書(EDINET)で各社が開示した平均年間給与をもとにしています。
ゴム業界で年収が高い企業はどこですか?
ブリヂストン(771万円)、バンドー化学(733万円)、三ツ星ベルト(726万円)の順です。このページの一覧は全16社を年収順に並べているので、続きもそのまま確認できます。
ゴム業界の年収は上がっていますか?
業界の中央値は2019年の624万円から2026年の647万円へ+3.7%です(各年に有価証券報告書の提出があった11社前後の中央値)。
ゴム業界の年収は他の業界と比べて高いですか?
集計対象33業種の中で22番目です(中央値で比較)。最も高いのは海運業の956万円、最も低いのは小売業の547万円です。
ゴム業界の男女の賃金差はどのくらいですか?
開示のある14社の中央値で、女性の賃金は男性の74.6%です(全労働者)。職種構成や勤続年数の違いも反映されるため、同一の仕事での差ではありません。
ゴム業界とゴム製品は同じですか?
同じものを指しています。本サイトの業種区分は東証33業種に準拠しており、ゴム業界やタイヤ業界にあたる企業は「ゴム製品」に分類されています。
この年収データの出典はどこですか?
金融庁のEDINETで公開されている有価証券報告書のXBRLデータを機械的に集計しています。提出会社単体・賞与を含む全従業員の平均年間給与です。
ほかの切り口で見る
出典: EDINET(金融庁)の有価証券報告書。業種区分は東証33業種に準拠しています。 平均年間給与は提出会社単体・賞与含む全従業員平均です。