INDUSTRY / 33業種
海運業界の平均年収
業界中央値(上場11社)・平均 1,120万円
海運業の年収分布
11社のヒストグラム
海運業界の年収データの読み方
海運業界に分類される上場企業11社の平均年収は、中央値で956万円です。集計対象33業種のうち1番目に高く、上場企業全体の中央値(661万円)を296万円上回ります。隣り合う業種は証券、商品先物取引業(887万円)です。
推移で見ると、海運業界の中央値は2019年の832万円から2026年の1,197万円へ、7年で+43.9%(365万円増)です。伸び率は31業種中1番目で、同じ期間の上場企業全体は+10.6%なので、全体より速いペースで動いています。年単位で最も動いたのは2026年の+238万円です。
年収帯で分けると、最も多いのは1,000万円以上(5社)、800万円台(4社)、900万円台(1社)で、1,000万円以上は5社(45.5%)、400万円未満の企業はありません。平均値1,120万円が中央値を164万円上回っており、一部の高年収企業が全体を引き上げている分布です。最も高いのは商船三井(1,660万円)、日本郵船(1,555万円)、川崎汽船(1,450万円)、最も低いのは明海グループ(748万円)で、上下の幅は912万円あります。
従業員数(提出会社単体)は中央値で195人、1,000人以上の会社が2社あります。平均年齢の中央値は38.6歳(全体41.5歳)、平均勤続年数は13.4年(全体12.6年)で、勤続の長さは全体とほぼ同じです。年齢と勤続から逆算した平均的な入社年齢は25歳前後で、新卒からの長期雇用が主体の構成と読めます。
初任給の統計(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2023年・運輸業,郵便業)では、大学卒の所定内給与は月額25万円で、産業計の24万円より1万円高い水準です。年12か月分に換算した298万円に対し、海運業界の平均年収の中央値956万円は約3.2倍にあたります(統計側の区分「運輸業,郵便業」は東証の海運業より広い括りです)。
本社所在地は東京都9社、兵庫県2社の順に多く、東京都に本社を置く会社は11社中9社(82%)です。
海運業界の年収推移
2019年 832万円 → 2026年 1,197万円(+43.9%)・各年に有報を提出した同業他社の中央値
2019年からの7年間で365万円上昇しました。伸び率は33業界中1位です。業界別の伸び率ランキングで他の業界と比較できます。
海運業 年収ランキング(全11社)
| # | 企業 | 平均年収 | 従業員数 | 平均年齢 | 勤続 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社 商船三井 | 1,660万円 | 1,433人 | 38.4歳 | 12.9年 |
| 2 | 日本郵船株式会社 | 1,555万円 | 1,370人 | 37.8歳 | 13.9年 |
| 3 | 川崎汽船株式会社 | 1,450万円 | 962人 | 38歳 | 13.4年 |
| 4 | 飯野海運株式会社 | 1,285万円 | 209人 | 38.6歳 | 13.2年 |
| 5 | NSユナイテッド海運株式会社 | 1,197万円 | 261人 | 40.2歳 | 14.4年 |
| 6 | 共栄タンカー株式会社 | 956万円 | 63人 | 37.4歳 | 11年 |
| 7 | 乾汽船株式会社 | 887万円 | 82人 | 44歳 | 14年 |
| 8 | 東海汽船株式会社 | 875万円 | 195人 | 42.5歳 | 15.7年 |
| 9 | 玉井商船株式会社 | 862万円 | 22人 | 41.3歳 | 14.8年 |
| 10 | 栗林商船株式会社 | 847万円 | 55人 | 42.9歳 | 11.5年 |
| 11 | 明海グループ株式会社 | 748万円 | 106人 | 36.2歳 | 7.5年 |
海運業界の初任給
業界別の初任給一覧へ →2023年時点で、運輸業,郵便業の大学卒の初任給は月額24.8万円です。全産業の平均(23.7万円)と比べると高い水準です。 2020年の21.6万円から2023年の24.8万円へ推移しています。
企業規模別(大学卒)では1,000人以上が22.8万円、100~999人が26.2万円、10~99人が22.4万円です。
※ この初任給は統計上の「運輸業,郵便業」の数値です。東証33業種の「海運業」より広い区分のため、業界全体の目安としてご覧ください。出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」新規学卒者の学歴別所定内給与額(2023年)。上の平均年収(有価証券報告書ベース)とは出典が異なります。
海運業界の年収についてよくある質問
海運業界の平均年収はいくらですか?
上場企業11社を集計した中央値で956万円、平均値で1,120万円です。有価証券報告書(EDINET)で各社が開示した平均年間給与をもとにしています。
海運業界で年収が高い企業はどこですか?
商船三井(1,660万円)、日本郵船(1,555万円)、川崎汽船(1,450万円)の順です。このページの一覧は全11社を年収順に並べているので、続きもそのまま確認できます。
海運業界の年収は上がっていますか?
業界の中央値は2019年の832万円から2026年の1,197万円へ+43.9%です(各年に有価証券報告書の提出があった10社前後の中央値)。
海運業界の年収は他の業界と比べて高いですか?
集計対象33業種の中で1番目です(中央値で比較)。最も高いのは海運業の956万円、最も低いのは小売業の547万円です。
この年収データの出典はどこですか?
金融庁のEDINETで公開されている有価証券報告書のXBRLデータを機械的に集計しています。提出会社単体・賞与を含む全従業員の平均年間給与です。
ほかの切り口で見る
出典: EDINET(金融庁)の有価証券報告書。業種区分は東証33業種に準拠しています。 平均年間給与は提出会社単体・賞与含む全従業員平均です。